模擬試験

関関同立模試

関関同立という言葉の発祥は夕陽丘予備校

「関関」と「同立」を合わせた「関関同立」は、1970-71年(昭和45-46年)頃、大阪市内の予備校である夕陽丘予備校の初代校長白山桂三が考案したとされる。当時大阪で夕刊を発行していた大阪新聞の記者から受験記事のアドバイスを求められた際、「4つの私立大が、関西で入試レベルも高く、人気もある大学で、これを総称して“関関同立”と言うことにしようや」と発言したといい、1971年(昭和46年)10月14日の大阪新聞の記事で初めて使用された。当初は白山の寄稿記事などでのみ使われたが、やがて旺文社の受験雑誌『螢雪時代』でも使われるようになり、1975年(昭和50年)頃には受験生や他の予備校の間で浸透し、その後、各予備校で「関関同立コース」「関関同立模試」などが誕生していくなかで一般化した。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

関関同立模試の誕生

そんな「関関同立」という言葉を世に送り出した夕陽丘予備校が1978年(昭和53年)に始めたのがこの関関同立模試だ。関西を代表とするこの4大学を目指す受験生が受験する入試の登竜門的模試。関関同立の傾向を徹底分析した独自の問題。今年で47年目のこの模試は過去64,000人以上が受験し、関関同立に挑んだ。

問題の構成は夕陽丘予備校オリジナル

英語の問題を例にとってみよう(下表参照)。4大学とも会話文問題と読解問題は必出。2024年度の問題構成は大問Ⅰ-Aは会話文、Ⅰ-Bは文法語彙、Ⅱは読解問題、Ⅲは読解とどの大学の問題にも対応。

大学関西大学関西学院大学同志社大学立命館大学
時間90分90分(国際は75分)100分80分
配点200点200~250点200~250点100~150点
出題内容・会話文1題
・読解3題
・読解3題
・文法、語彙2題
・会話文1題
・読解2題
・会話文1題
・読解2題
・会話文1題
・文法、語彙2題

※各大学の出題形式を本校がまとめて作成

模試を受験する意味とは

模試を受験する目的は単にA判定~E判定などの結果だけではない。むしろ自分の頑張った受験勉強の成果を確認することにある。「どこができたのか」、逆に「どこができていないのか」、関大合格、立命館大合格までの距離をはかるため。そして入試当日までにその距離を縮めるのが受験勉強。後半のラストスパートのために模試で距離をはかろう。

〈成績票サンプル〉

関関同立模試の会場は関西大学(千里山キャンパス)

模試受験というと高校や塾で受験することが多い。夕陽丘予備校の公開模試は実際の入試会場、いわば「現地」で受験するスタイル。本番さながらの緊張感で受験すること、ここが特徴である。

〈会場の様子〉

模試&特別ゼミで合格可能性アップ!

夕陽丘予備校では関西大学、立命館大学合格へ向けて必勝プログラムを用意している。(関大合格プロジェクト、立命館大合格プロジェクト)〈模試・特別ゼミ同時申込割引あり

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受験型と判定可能学部

文系型:英語・国語・地歴公民・文系数学
理系型:英語・理科・理系数学

  1. ※1 受験科目を満たす関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の学部が判定できます。
  2. ※2 入試科目の詳細は、各大学の入試ガイド等をご確認ください。

試験実施科目

教科時間科目形式
英語90分英語コミュニケーションⅠⅡⅢマーク
国語75分現代文・古文(漢文を除く)マーク
理系数学100分数学ⅠⅡⅢAB(数列)C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)マーク(一部記述)
文系数学60分数学ⅠⅡAB(数列)C(ベクトル)マーク
理科75分物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物マーク
地歴・公民60分日本史探究・世界史探究・地理探究・政治経済マーク

時間割

時間文系時間理系
9:50~10:20説明/データカード記入9:50~10:20説明/データカード記入
10:20~11:50英語10:20~11:50英語
13:30~14:45国語13:30~15:10数学
15:00~16:00地歴公民/文系数学15:25~16:40理科

日時

2025年11月9日(日)実施

会場

関西大学(千里山キャンパス)

受験料

6,000円